あんな学校こんな学校、学校にまつわるお話

学校の問題

現在、多くの学校が様々な問題をかかえています。
たとえば、生活体験や社会体験、自然体験などの体験活動が減少し、受験競争の低年齢化による過度の塾通い等で子どもの生活にゆとりがなくなる一方で、同じほどの質を求める学校の風土や、個性を尊重し、お互いの違いを認め合うことができないという子どもたちの発想が、学校のいじめを生んでいるとも言われています。
 また、社会の変化にともなった子どもの多様性と学校との間のギャップが大きくなり、家庭や地域の教育機能が低下する中で、すぐにキレる子どもや校内暴力(いじめや教師への暴行、器物の損壊)、学級崩壊が増加するとともに、現行の学校教育との軋轢などから不登校や高校中退者が一昔前より増加し、少年犯罪の凶悪化や低年齢化も進んでしまっています。
また、別の問題として学校側が閉鎖的な対応をしているのと、教師の負担が非常に増加していることです。
学校が、保護者や地域住民の学校運営への参加を働きかけないまま、保護者は教育の大半を学校に任せています。
こうしたなかで、学校は保護者や地域住民と遊離し、閉鎖的と言われる“学校文化”を生み出してしまったのです。
その結果、校内暴力や学級崩壊など、学校で起きた問題が外部に明らかになりにくく、対応が遅れ、問題を深刻化させてしまっているのです。
 一方で、“子ども像”が大きく変化するとともに、学校があまりにも多くの教育課題を抱え込むなかで教師の仕事が授業をするというだけでなく、それ以外にも拡大し、学校の管理体制も強まるなかで、精神疾患の増加に見られるように教師の負担も増大しているのです。
 また、公立小・中学校の築30年以上の老朽化した校舎は、2011年度現在全体の約6割を占めています。
耐震改修状況は、半数にとどまっています。
このように、公教育に対する政府の投資が低下する一方、今後、急速に進む学校施設の老朽化等に対する改築・改善やバリアフリー化の対応が遅れています。